既報のとおり、蝶屋から提出された計算書は理事らを驚愕させるほどに信用に値しないものでした。
蝶屋の計算書では、以下のような根拠で、蝶屋が立て替えた金額は消費税込で3478万5990円であると説明されています。
① 振袖・袋帯・半襦袢しわ伸ばし、単位905、単価7560円、金額684万1800円(消費税抜)
② 下着スリップ・足袋・小物 管理代、単位905、単価1080円、金額97万7400円(消費税抜)
③ 平成27年7月 海外渡航費として(ロス・イタリア)1式、627万1523円
(消費税抜)
④ 帯締めレンタル代 単位53、単価1万4400円、金額76万3200円(消費税抜)
⑤ 袋揚げレンタル代 単位53、単価1万2000円、金額63万6000円(消費税抜)
⑥ 袋帯レンタル代 単位20、単価3万8000円、金額76万円(消費税抜)
⑦ 社長交通費(日当除く)総額1595万9327円(消費税抜)
平成27年度347万0990円、平成28年度243万0507円、平成29年度294万8778円、平成30年度393万2094円、平成31年度(3月まで)317万6958円(いずれも消費税抜)
そもそも、既報のとおり、当法人では、平成31年3月期決算で、未払金も買掛金も無しとされ、蝶屋がイマジンワンワールドに対しての立替は無いとされていました。この決算のときの代表理事は高倉慶応本人でした。
また当法人では、理事も社員も交通費は皆自腹で行うことが当然の前提です。例えば、大使館や作者との打ち合わせや、出張して展示やショー等をする際にも、交通費は理事、社員、スタッフ、モデルの自腹でした。
ところが、精算合意後に提示された蝶屋からの計算書では、高倉慶応の交通費総額1595万9327円(消費税抜)が計上されていたため、理事らは驚愕し、「代表理事(高倉慶応)のみ交通費を精算するというのもいかがなものかと思うのですが、どうなんでしょうか?」という言葉も出ました。
以上より、高倉慶応(蝶屋株式会社)の立替金があるとの説明は事実に反します。よって、不正に出金された寄付金の返還を求めます。
PDFファイル
■蝶屋株式会社高倉慶応調査開示事項
1.役員の人事異動について(高倉慶応は3700万円不正出金したため代表理事を辞任、退社)
2.蝶屋株式会社高倉慶応不正出金318万円(監査報告書)
3.蝶屋株式会社高倉慶応の度重なる不正出金 (貸借対照表)
5.蝶屋株式会社(代表取締役社長高倉慶応)が作成した架空請求(3478万円の計算書)
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